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大腸癌は増えているの?

日本といえば胃癌が有名でしたが、近年、西洋と同じく増加傾向の著しい癌の一つであり、年内死亡者や約4万人であり、20年間で約2.5倍に増加し、肺癌、胃癌に次いで、第3位 年間罹患患者数も合計で約9~10万人、2~3年の内には、罹患数約17万人になり、胃癌、肺癌を抜いて、第1位になると予測されています。

患者数のピークは60歳代です。

症状は、早期癌は基本的に無症状。進行癌になり、症状が出現します。
進行癌の症状としては、下血、下腹部痛、体重減少などがあります。

診断のための検査

  1. 便潜血反応
    2㎝を超える大腸癌の場合80%の確率で便潜血(+)2回法で行えば、2㎝を超える大腸癌に関しては90%以上で陽性となる。
  2. 大腸カメラ
    大腸癌診断のための第1選択
  3. 注腸検査
    第1選択の検査でなくなってきていますが、病変全体像・位置関係の把握に有用

治療

内視鏡下切除時

早期のものでは、内視鏡下切除が適応  

  • Snaring polypectomy(ポリペクトミー)
  • EMR (内視鏡的粘膜切除術)
  • ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)

進行大腸癌では、リンパ節廓清開腹手術+抗癌剤投与が主流です。

但し、進行癌でも腹腔鏡による腸管切除を行っている施設も増えています。

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