大腸ポリープにはどんなものがありますか?
大腸ポリープないし、ポリープ類似病変として以下のように分類されます。
- 腫瘍性ポリープ(早期癌の一部、腺腫)
- 非腫瘍性ポリープ(過形成ポリープ、炎症性ポリープ)
- 過誤腫性ポリープ(若年性ポリープ、P-J型ポリープ)
多くは無症状、時に便潜血反応(+)を呈することあり。最近では、大腸カメラで発見されることが多くなっています。
治療の適応
癌、腺腫などが主な治療適応
多くの病変が内視鏡にて治療される
但し、浸潤癌が疑われた場合や、大きさ2㎝以上で分割切除を避けたい場合は、手術または可能な施設ではESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を検討する。
内視鏡的治療について
- Snaring polypectomy(ポリペクトミー)
- EMR (内視鏡的粘膜切除術)
- ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)