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当院の内視鏡検査

なぜ内視鏡検査は必要なのか?

内視鏡検査は、定期的にお受けになることで、胃がんや大腸がんの発症を回避できるだけでなく、手術が必要になる前の初期段階で、がんが発見できるため、検査時にほぼ苦痛なく治療(ポリープ切除)まで行える場合が多くあります。

 

【当院の内視鏡検査の特長】

  胃内視鏡検査(胃カメラ)

食道・胃・十二指腸の病気の診断には欠かせない検査です。当院では40歳を過ぎたら1年に一度の検査をお勧め致しております。当院での胃内視鏡検査は、原則として鎮静剤を使用し、経口内視鏡スコープ(ハイビジョンスコープ)で行います。検査時間は検査目的や見つかったポリープの数や大きさにより異なりますが、5~10分程度です。当院ではえずき(嘔吐反射)が起こりにくい、最新型経鼻内視鏡も導入しています。

 

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

大腸内視鏡検査は、大腸がんを予防する方法として有効です。大腸がんの80%以上は、がんになる可能性のある組織から出来たポリープが大きくなることによって発生します。がんになる前のポリープの状態は10年から15年以上続くと考えられています。従って、がんになる前のポリープの状態で切除すれば大腸がんにならないのです。近年は大腸がんに罹患する方が増加しております。当院では40歳を過ぎたら2~3年に一度の検査を強くお勧め致しております。内容は、下剤で大腸をきれいにした後、内視鏡を肛門より挿入し、全大腸において、ポリープ・腫瘍・炎症・その他異常がないかを直接観察する検査です。検査時間は検査目的や見つかったポリープの数や大きさにより異なりますが、15分程度です。

 

1.累計5万件の豊富な検査実績

胃・大腸内視鏡検査は技術習得が難しく、医師の経験と技量差がはっきりと出てしまう検査です。がんの早期発見には確かな知識と実践に基づく観察力が必要ですし、患者さまに苦痛を与えないためには高度な内視鏡挿入技術が要求されます。院長は20年以上、内視鏡検査を行っており,胃カメラ、大腸カメラ合わせて約5万例を越える経験を有し、熟練の技術を擁する経験豊かな内視鏡検査専門医です。安心して検査を受けていただけます。現在までの内視鏡検査数/顕微鏡診断数は下記通りです。

  胃カメラ    :  約3万件
  大腸カメラ   :  約2万件
  顕微鏡診断数  :  約4万件

 

2.最新鋭の内視鏡機器

残念ながら、せっかく内視鏡検査を受診しても医師が変異(がんなど)を見落としてしまうことがあります。これは、医師の技量と経験の差によるところも大きいですが、使用する内視鏡機器の精度にも大きく依存します。特に、目立たない色調や形態をしている早期がんや特殊な進行がんは、通常の内視鏡検査では見つけられないことがあります。当院ではより正確な診断、精度の高い内視鏡検査を目的とし、2019年9月、最新型内視鏡システム「LAZEREO(レザリオ)」(富士フィルム製)を導入致しました。

<内視鏡システム「LAZEREO(レザリオ)」>
胃などを内視鏡で検査する場合、粘膜の色の違いや、粘膜表層の微細な血管の密度や太さの変化等に着目し、病変を観察します。しかし従来の白色光照明での観察では、粘膜表層の微細な変化を捉えにくいという課題がありました。富士フイルムは写真分野や医療分野で長年培ってきたレーザー光を制御する技術を活用し、白色光と短い波長の2種類のレーザー光を用いて独自の画像処理技術と組み合わせることで、がんに特徴的な粘膜表層の変化を強調した画像観察が可能な内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」を開発し、提供しています。レザリオには、赤色領域のわずかな色の違いを強調する「LCI(Linked Color Imaging)」と、粘膜表面の微細な血管などを強調する「BLI(Blue Laser Imaging)」という、2つの画像観察機能があります。LCIによってがんの兆候の一つである炎症などの病変を強調し、BLIによってがんかどうかの判断や、がんの進行度適切な診断をサポートすることができます。これらの機能が医師から高い評価を得ており、レザリオは大病院等でも多く採用されています。  (FUJIFILM NEWS  June 2019 vol.100 より抜粋)

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<内視鏡用炭酸ガス送気装置 GW-100>

内視鏡用炭酸ガス送気装置GW-100は内視鏡を使用して消化器管腔内を観察する時に通常は空気を送気していましたが、その代わりに生体吸収性に優れている(吸収されやすい炭酸ガスを送気する装置です。通常、空気を送気していたときは、検査後に患者様が腹部の膨満感や不快感を感じる場合がありましたが、この装置で炭酸ガスを送気することで、検査中にほぼ吸収されるため、検査後の腹部膨満感や不快感がかなり軽減されることが期待できます。

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3.苦しくない内視鏡検査

当院では苦しくない内視鏡検査を受けていただくため、鎮静剤を使用して検査を行うことをオススメしています。これにより、個人差はありますが、多くの場合は非常にリラックスした状態で検査を受けられます。ほとんどの患者さまより「楽な検査だった」との声を頂いています。検査後は30分程リカバリ室で休んで頂いてからお帰り頂きます。この場合、鎮静剤の効果残存により万が一の事故があってはいけないため、自動車・オートバイ・自転車などをご自分で運転して帰宅することはできません。

 

4.検査時と検査後の適切な処置

大腸内視鏡検査時に大腸ポリープが発見された場合、後日治療(ポリープ切除)を行う医療機関もあります。当院では出来る限りその場で治療をすることにより、患者さんの時間的、金銭的負担を少なくするように努力しています。(ただし病変の大きさ、位置、数等により数回に分ける場合もあります。)また、クリニックでの日帰り治療が困難な病変は、近隣の総合病院などの関連施設への紹介等の連携により、迅速に対応できる体制が整っています。

 

5.経鼻内視鏡も選択可能

胃カメラでは、えずき(嘔吐反射)が起こりにくい、最新型経鼻内視鏡も導入しています。鉛筆よりも細い極細内視鏡は、鼻に挿入することができ、検査中の苦痛が少なくなります。鼻に疾患がある方、鼻出血の可能性が高い疾患がある方は、鼻からの検査が出来ません。

 

6.マクロで診断,ミクロで確定診断

院長は消化管(食道、胃、大腸)の顕微鏡組織診断にも多数の経験を持ちます。まず、消化管病理診断については日本のトップの病理医に診て頂きますが、自身でも再度、顕微鏡で確認し、必要に応じディスカッション致します。当院では内視鏡検査で実際に眼で見て診断し、顕微鏡にて確定診断することが可能です。「マクロで診断、ミクロで確定診断」が当院の最大の特徴です。

 

 <参考>

★胃がん 

①症状
胃がんは、早い段階では自覚症状がほとんどなく、かなり進行しても症状がない場合があります。代表的な症状は、胃(みぞおち)の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などです。また、胃がんから出血することによって起こる貧血や黒い便が発見のきっかけになる場合もあります。しかし、これらは胃がんだけにみられる症状ではなく、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)の場合でも起こります。胃炎や胃潰瘍などの治療で内視鏡検査を行ったときに偶然に胃がんが見つかることもあります。また、食事がつかえる、体重が減る、といった症状がある場合は、進行胃がんの可能性もあります。これらのような症状があれば、検診を待たずに受診しましょう。

②発生要因
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染、喫煙があります。その他には、食塩・高塩分食品の摂取が、発生する危険性を高めることが報。告されています。☞ピロリ菌は除菌が可能です。これにより胃がんのリスクを大幅に軽減できます。医師にご相談ください。

③予防
禁煙、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれています。

 

★大腸がん 

①症状
早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。症状としては、血便(便に血が混じる)、下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、下痢と便秘の繰り返し便が細い便が残る感じおなかが張る腹痛貧血体重減少などがあります。最も頻度が高い血便、下血は痔(じ)などの良性の病気でもみられるため、そのままにしておくとがんが進行してから見つかることがあります。がんが進行すると、慢性的な出血による貧血や、腸が狭くなる(狭窄する)ことによる便秘や下痢、おなかが張るなどの症状が出ることがあります。さらに進行すると腸閉塞(ちょうへいそく:イレウス)となり、便は出なくなり、腹痛、嘔吐(おうと)などの症状が出ます。大腸がんの転移が、肺や肝臓の腫瘤(しゅりゅう)として先に発見されることもあります。

②発生要因
生活習慣と関わりがあるとされています。赤肉(牛、豚、羊など)や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)の摂取飲酒、喫煙により大腸がんの発生する危険性が高まります。体脂肪の過多、腹部の肥満、高身長といった身体的特徴をもつ人で、大腸がんを発生する危険性が高いといわれています。また、家族の病歴との関わりもあるとされています。特に家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の家系では、近親者に大腸がんの発生が多くみられます。

③予防
禁煙、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれています。大腸がんを予防するには、食物繊維を含む食品の摂取が効果的であることがわかっています。結腸がんの予防には、運動も効果的です。

 

下図の通り、近年、胃がんと大腸がんは男女ともにがんの罹患数の上位となっています。
予防のための生活習慣の見直し定期的な検診による早期発見が重要なのです。

 ●2014年の罹患数(全国合計値)が多い部位は順に

  1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 前立腺 肝臓
女性 乳房 大腸 子宮
男女計 大腸 乳房 前立腺

 

 

 

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